【講習内容】

着物図案教室は3コースから選べます。

現在、坂本教室のみで開催しております。実際にお一人お一人に向き合い直接指導いたします。

当教室では3つの講習コースを設けております。
特に上級コースでは受講生の個性を活かした個別指導を行います。40年のキャリアを誇る
現役の着物デザイナー成願が、大学や専門学校では学べない専門的な内容を徹底指導いたします。


その1
初級コース

6人までの少人数制

受講期間:5ヶ月(1回/月)全5回
受講日 :スケジュール参照
受講時間:13時〜16時


講座内容
大人の知識や教養として、また趣味や仕事に活かしたいと思っておられる方の講座です。

伝統文様には、意味や謂れがあり、型や決まり事があります。それらの前提を踏まえていない文様は時として、意味を持たない単なる図柄になってしまう場合があります。和柄の基礎知識や基本的な描き方を学ぶことで、伝統文様のメキキとなり、さらに本来の意味を持たせながら活用することが可能になります。楽しみながら学んでいただけます。

和柄の基本を知ると、着物、陶磁器、家具、調度品などのデザインの良し悪しが解り、目利き(めきき)の力がアップします。

  • 授業内容の流れ

第1回テーマ:和の構図』
雲取り、霞取り、道長取りなどの基礎と応用

第2回テーマ:和の水模様』
観世水文様、光琳水文様、波文様、流水文様

第3回テーマ:植物の描き方』
唐草文様、秋草文様、竹文様などの基本

第4回テーマ:生物と霊獣文様』
空想上の霊獣、鳳凰、龍などの基本

第5回テーマ:華紋』
正倉院華紋、曼荼羅華紋などの基本


その2
中級コース

3人までの少人数制

受講期間:12ヶ月(2回/月)全24回
受講日 :スケジュール参照
受講時間:13時〜17時


講座内容
既にプロの方、もしくはプロを目指す方の講座です。

伝統文様や伝統デザインの基礎(型)を学んでいただきます。具体的課題として、浴衣の図案の描き方を指導致します。浴衣の図案を描く為には様々なスキルが要求されます。浴衣の図案を描きながらそれらのスキルと知識を高めていただけます。

ここで学んだ知識と技術はグラフィック、パッケージ、サイン、web、テキスタイルなどの他のデザインにも応用できます。
手描きから始めて、PCで図案を描き、画像データを作成するところまで指導致します。


  • 授業内容の流れ

3ヶ月:基礎(6回)

1.伝統の形と型
2.構図
3.和柄の基本描法
4.文様と紋様のデザインの違いを学ぶ
※自宅用課題あり


3ヶ月:応用(6回)
1.PC(Mac)を使いPhotoshopの基本テクニックを学ぶ
2.ペンタブによる線画描法、着色方法を学ぶ
3.手描きによる草稿の描き方
※自宅用課題あり


6ヶ月:創作(12回)
1.デザインコンセプトについて学ぶ
2.デザインの構成、アレンジを学ぶ
3.PC(Mac)で着色と配色を学ぶ
4.課題の取り組み方と染色方法に合わせた表現方法を学ぶ
※自宅用課題あり


各段階で丁寧な添削とアドバイスより、
質の高いデザイン画を完成させます。

デザイン画はPhotoshopデータ、その他の
ファイル形式で保存して持ち帰れます。

その3
上級コース(プロ養成)

2人までの少人数制

受講期間:3年(2回/月)全72回
受講日 :スケジュール参照
受講時間:10時〜16時


講座内容(個別指導)
プロの図案家を養成する為の特別講座です。

本格的な和柄や伝統デザインの型(基礎)を学び、それを基に応用し、オリジナルデザインを創作できるプロのデザイナーを育てるカリキュラムです。

着物デザイナーのプロを目指す方、または、既に企業やメーカーの意匠室などで働きながらさらなるスキルアップを目指す方などが対象です。

その他、グラフィックデザイナーやテキスタイルデザイナーなどのスキルアップにも役立ちます。
手描きから始めて、PCで図案を描き、納品可能データを作成するところまで指導致します。

  • 授業内容の流れ

1年目:基礎
※個人のスキルにより内容は変更します。

◉知識
1.和服の種類と主な製造方法など
2.織と染めの技法と産地
3.文様の歴史と意味謂れ
4.伝統文様の形と型
5.着尺図案の配置、構図、送り、パターンなど


技術(手描き)
1.和柄のセオリーとデフォルメの仕方

2.花の描き方
3.生き物の描き方
4.器物の描き方
5.水、雲、霞など山水風月の描き方


◉色彩
1.配色の基礎

2年目:応用
※個人のスキルにより内容は変更します。

◉知識
1.絵羽模様の図柄構成(訪問着、留袖、振袖)
2.美しい着姿について(視覚効果、体型、年齢、用途)
3.染色方法別、図案表現テクニック


◉技術(PCソフト別表現)
1.Photoshopテクニック

2.Illustratorテクニック
3.PCを使った手本観察模写(トレースではない)


◉色彩
1.用途別、目的別(季節感、年齢等々)配色
2.色彩構成


3年目:創作
※プロとして必要な行程経験をします。

◉制作(デザインデータ作成)

実際に現場とやりとりできるシミュレーションをしながら、1年間で訪問着か振袖のデザインを5種類から10種類(内容によって個人差あり)創作します。

1.デザインアイテム(訪問着or振袖)を決定する
2.季節感、用途、アイテム、コンセプトなどの設定。
3.草案を(縮小版雛形)下描きする
4.染色方法を選ぶ(手描き、インクジェット)
5.後加工の設定(金彩、金箔、刺繍)をする
6.縮小版雛形着色図案を制作する
7.原寸大で手描き線画作成する
8.上前(絵羽模様のメイン部分)着色図案を作成する
9.原寸本番図案をPCで作成、
データ化する
10.配色パターンを複数制作する

卒業制作

実際にデザインした図案を原寸大で紙にカラープリント(※)します。制作点数は本人の希望によって選べます。

(※)カラープリント用紙の代金は、別途必要となります。なお、自分の図案を元に着物の染めを染工場、または手描き職人に制作依頼することも可能です。希望者は要相談下さい。

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【特別出張授業】

専門学校、大学、メーカー、企業の意匠室、デザイナーや学生向けの特別授業です。ご指定の会場で出張授業いたします。
1回の授業は、受講生3名以上が条件となります。詳細は、メールにてお問い合わせください。