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ビジネスに活かせる、和文化オンライン講座

　　　　　　　　　　 不易流行（伝統は未来の資源）

◉オンライン講座　伝統は未来の資源講座
◉オンライン講座　和文化ビジネス思考講座

選べる２種類の講座

皆様の目的に応じて2つの講座を設定いたしました。

推奨
和文化デザイン思考講座を受講後、和文化ビジネス思考を受講していただくと、より理解度が増すと思います。

伝統は未来の資源（和文化デザイン思考）

和文化とデザイン思考を結びつけることの意味

「デザイン思考」が、近年注目されているのは皆様もご周知の通りです。
デザイン思考とは一言で言うと、「エンドユーザーの満足度と豊かさと幸せの追求」です。

本来は「幸せの追求」だけで良いのですが、真に幸せの追求を目指すと、人々に「忍耐」と「制約」を強いることになり、ビジネスの視点で捉えたら、絵に描いた餅になってしまいます。

大衆の支持を得るためには、即時性のある今の満足感とその先にある豊かさと幸せが繋がっている事を明確に提示する必要があります。
ここでいう「デザイン」とは「モノのデザイン」ではなく、ユーザ視点で課題を解決し、仕組みや枠組みを作る「コトのデザイン」です。

多様な考え方や哲学を束ねるために、デザイン思考は非常に有効です。
そして、日本の偉大な先人達は人類が豊かに生きる為の法則と問題解決の為のヒントをを伝統文化に込めてくれているのです。
私達は現代の新たな問題を解決する為に、先人達の叡智と美徳を受け継ぎ、デザイン思考に応用できる権利を持っているのです。

実現可能な理想論を現実化する為に、人、金、物、技術、アイディア、設備、方法論といった散在している人の思いや考えを束ねて、五感に訴える方法を用い、インタフェースを作ったりしながら、具体的な形を見せて、目的と目標を共有することが重要です。

第四次産業革命の時代だからこそ、哲学や思想も含めたデザイン思考が必要で、『私達は、この時代において、必要な課題感を持ち、それをどのように解決していくか』という枠組みを作る必要があります。

先進国の一翼を担う平和で豊かな今の日本は、個人個人が問題意識を持たなくとも、思考停止状態のまま流されても生きていける状況があり、「問題意識」や「課題感」を持ちにくい時代なのです。
だから若者の政治への関心が薄れ、それははっきり投票率にも表れています。

それでも、日本は多大な問題を抱えた国です。
臭いものに蓋をして見て見ぬふりが、そろそろできない状況になりつつあります。
浮上し始めた重要な問題を解決し、より良い持続可能な社会の実現のために、今何をすべきかを考えなければならない局面に日本はすでに入っています。
その為にもデザイン思考によって真の課題を掘り起こしていくことが大事です。
デザイン思考によって『問題の可視化』ができると、人々に克服すべきことと改善すべきことがわかりやすくなります。

貧困問題、食料問題、エネルギー問題、人口減少問題、労働問題など、さまざまな問題に光を当て、企業が持つ知的財産を再利用して、人を救うために役立てる思考、そしてデザインの力を利用して、より一層SDGs的な考え方を実装していくことが、今は求められているのです。

これまでの西洋的「人間中心主義」から日本的「自然中心主義」への移行が豊かな未来のキーワードです。その事に気づき始めている海外の人々は確実に増えています。

自然に生かされているという日本人の伝統的な謙虚さが「感謝する心」と「利他の心」を育むのです。

🟠 🟠 伝統は未来の資源講座

この講座で学べること
日本は縄文時代から数えても１万年以上に亘る歴史があります。しかもその歴史と伝統は途切れることなく現在に継承されています。日本は、永い歴史の中で先人達の知識と知恵が集積された世界にも稀な唯一無二の国です。
日本の伝統文化を一言で表すならば 不易流行です。
現代の私たちの暮らしやビジネスに必要な答えのほとんどが先人達が築き上げた伝統文化の中にあります。
日本人は伝統文化に込められた「美意識や哲学や法則」を学び、活用することができる恵まれた国民です。

この講座を通じて皆様の豊かな暮らしと、ビジネスの更なる飛躍につながる為のヒントを掴んでいただき、イノベーションのきっかけにしていただければ幸いです。

🔵 🔵  和文化ビジネス思考講座

ビジネス思考とは？
一般的には、物事や情報を疑う（クリティカルシンキング）、新たな視点からアイデアを出す（ラテラルシンキング）、それを実行するため周囲の賛同が得られるよう整理し説得する（ロジカルシンキング）などの思考法を指します。この講座では、特にデザイン思考から更にビジネスに特化した思考を言います。
デザイン思考の上に更に細かな『テクニック』と『情報処理能力』が重要とされています。

特に「疑問を持つこと」「妥協しないこと」「読み解くこと」そして、「誰の為に」「何の為に」を忘れないことが重要です。

和文化ビジネス思考講座で学べること
時代は「物質に豊かさを求める時代」から「心の豊かさを求める時代」へと大きく変革しようとしています。
日本の伝統的なエピソードや先人達が成功する為に実際に行ったことなどを元に不易流行の本質を学んでいただきます。「あたりまえ」を疑い、ニーズを見極めた上で時代に即したウォンツを生み出し、エンドユーザーの満足を追求します。
かつて財閥と呼ばれたほとんどの企業が生まれたのは江戸時代です。400年以上の歴史を誇る企業も珍しくありません。なぜ創業が江戸時代に集中しているのでしょうか？
そのことを可能にした哲学や美意識や法則は、「禅の思想」や「商人道」や「武士道」、更に様々な伝統文化に込められています。
未来を見据えて、ビジネスの更なる飛躍につながるアイディアを生み出すきっかけにしていただければ幸いです。

【オンライン講座十箇条】

成願義夫　講座十ヶ条

●１.アイデンティティを確立すること。
日本の国に誇りをもち、海外の人々に日本の伝統文化を自らの言葉で語れる人間になる。

●２.コミュニケーション能力を高めること。
グローバルな現代や未来において、ビジネスの世界で活躍する為に必要不可欠な伝統文化の知識を身につける。

●３.日本の伝統の型を学び、美の法則を知ること。
伝統の型と美意識を通じて日本の伝統文化を学ぶことは、先人達が築き上げた叡智を自らに取り入れることに繋がる。

●4.価値観の多様性を再認識すること。
西洋と日本の美意識の違いや、時代や立場や国柄によって多様な解釈、価値観があることを学ぶ。

●5.洞察力を高めること。
伝統文化の様々な「もの」や「こと」に先人達が込めた意味や理由を「読み解くこと」、そして「なぜ？」を常に思考する。

●6.感動する素直な心を忘れないこと。
本阿弥光悦の名言にもある通り、この世は美しさに満ちており、素直な心を忘れなければ、日常は感動と喜びの日々となる。

●7.表現能力を高め、目利きになること。
伝統の型を学び、表現能力が高まれば、様々なものの「成り立ち」と本来の「あるべき姿」が見えてくる。

●8.「季節感」や「旬」などに敏感であり続けること。
日本の芸術は季節感抜きでは生まれない。そして日本の伝統文化は季節感抜きには語れない。

●9.色彩感覚の豊かな人間であること。
自然観察から生まれた日本人の優れた色彩感覚は世界に誇れる日本人の特性である。

●10.真の豊かさの本質を忘れないこと。
真の豊かさとは、心の豊かさに他ならない。